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LOH症候群について

LOH症候群はテストステロンの著しい減少が原因で起きます。性欲の減少や、性機能が損なわれるほかに、「やる気がない」「集中力低下」「無気力」「不眠」「へんな汗をかく」「動悸(どうき)息切れする」といった様々な変調が体にあらわれます。
テストステロンは主に精巣から分泌され、20代をピークに次第に減少していきます。ただ、その量や減り方には個人差が大きいです。仕事で大きなストレスがかかったり、定年で社会的な居場所がなくなったりした時に、減少することもあります。
筋力の維持や攻撃性といった「男らしさ」をつかさどるホルモンとして知られるテストステロンですが、最近では様々な生活習慣病にも関連しているのではないかとみられています。

テストステロン値低下に伴う主な症状

テストステロン量が少ないと、がんや糖尿病、高血圧になりやすいことがわかってきました。テストステロンには血管を拡張し、血液の流れをよくする働きがあります。そのためテストステロンの減少を放っておくと、動脈硬化が進行し、心筋梗塞・狭心症・脳卒中といた命にかかわる病気のリスクが高まるといわれています。内臓脂肪がたまっていくことから、メタボリック症候群との関連性も指摘されています。
テストステロンの減少は寿命にも影響を与えるのです。
大きく以下の4つの症状があげられます。

1.精神・心理症状

精神・心理症状

テストステロン値が低い人は太りやすく、糖尿病にもなりやすいです。肥満、高血圧、脂質異常というメタボ因子が増えるほど、テストステロン値が低くなることが分かっています。

抑うつ、気力

落胆、抑うつ、苛立ち、不安、恐怖感、神経過敏、生気消失、情緒不安定、疲労感、睡眠障害など

2.身体症状

骨密度低下、骨粗鬆症、骨折のリスク増加

筋量、筋力

筋肉量と筋力低下

自律神経

のぼせ、発汗、心悸亢進、しびれ、知覚過敏ないし鈍麻、肉体的消耗感など

メタボリックシンドローム

内臓脂肪増加

皮膚、毛髪

体毛減少、皮膚変化

運動器官障害

腰痛、肩こり、関節痛など

3.性機能症状

性機能障害

性欲低下、勃起障害(ED)、射精感の消失など

4.排尿症状

膀胱機能

膀胱機能 頻尿(過活動膀胱)

男性更年期障害とテストステロン

テストステロンは男性ホルモン(アンドロゲン)の中の主な構成成分です。
第一次性徴では胎内での外性器形成、第二次性徴では思春期における心と身体の発達、すなわち性衝動の発来と精子形成にテストステロンが働いているのです。
成人においては、テストステロンは筋肉の量と強度を保つのに必要であり、造血作用を持ち、男性の性行動や性機能に重要な役割を有します。 テストステロンは集中力やリスクを取る判断をすることなどの高次精神機能にも関係します。
テストステロン値が低いと性機能障害、認知機能・気分障害、筋肉量の減少、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性を介したメタボリック症候群、貧血、骨密度の減少を生じ、男性のQOLを著しく低下させます。

テストステロン値低下が招く危険

メタボや糖尿病の発症リスクを高める

テストステロン値が低い人は太りやすく、糖尿病にもなりやすいです。肥満、高血圧、脂質異常というメタボ因子が増えるほど、テストステロン値が低くなることが分かっています。

メタボが進める動脈硬化がEDの一因に

性欲の減退に加えて、テストステロン値低下で発症リスクが高まるメタボは、動脈硬化を加速させ、血流の悪さからEDになる場合があります。

うつ病を悪化させる

更年期障害が発症しやすい男性の性格として、真面目で几帳面、責任感や競争心が強い、神経質な方に多いと言われます。
急にやる気が減退したり、集中力が低下することから、鬱病と間違われるケースも多く、鬱病と更年期障害を正しく見分けることは、医師でも難しいと言われます。
抗うつ薬の中にはテストステロンを下げるものもある為、知らないうちにうつ病症状を悪化させてしまう場合があります。うつ病と男性更年期障害、双方から判断するのが望ましいです。

筋肉が減り、骨折のリスクも

テストステロンが減少すると、筋肉量と骨密度が低下します。筋肉量減少にともない日常活動が以前に比べ緩慢になり、転倒の際に骨密度の低下により骨折を招きます。

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