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フィナステリドの問題点:PFSと前立腺がんの悪性化

最近アメリカでの高濃度フィナステリド長期投薬後、ポストフィナステリド症候群(Post-Finasteride Syndrome)PFSと呼ばれる状態になる患者の報告があったことを国際抗廊下再生医療学会雑誌にて拝見致しました。

アメリカのAGA治療薬「プロスカー(フィナステリド5mgという日本のプロペシアの5倍のお薬)」を長年内服している患者で、内服を中止しても神経内分泌の異常が継続し、リビドー消失、勃起不全、ぺイロニー病、うつや自殺企図などに悩まされるというもので、最近NIHの遺伝病希少病のリストに追加されたそうです。
また、NIH(アメリカ国立衛生研究所)の報告によると長期にわたり、プロスカーなどの高濃度フィナステリドを内服していると、高悪性度の前立腺癌発生のリスクが高まるという報告が出され、長期にわたる高濃度フィナステリドの継続投与の是非が問われています。

ただ、日本での承認薬フィナステリド1mgについての危険性については未だ明らかではなく、本邦の5年までの連続投与ではPFSや前立腺癌悪性化などの報告は無いようです。
当院に初めて来られた患者様の中にもご自身でお薬を海外から輸入されている方が時々いらっしゃいますが、自己輸入によるお薬の内服は上記の報告にあるように非常に危険です。
当院では患者様の健康状態、頭髪の状態等を必ず確認し、ひとりひとりに合わせたお薬の処方を行っております。
必ず医師の指示のもと薬を内服いただくことをお勧め致します。
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大阪AGA加藤クリニック