
女性の薄毛について
女性で一番多い髪のお悩みはボリューム不足
ストレスなどによる現代病の一つとして女性の薄毛が増加しています。薄毛でお悩みの女性はここ数年で3~4倍になっていると言われており、若い世代から年配の世代まで幅広くみられます。また薄毛でお悩みの女性の方にもAGAメソセラピーも有効です。よく美容院でみられるボリュームアップのシャンプーや美髪を促すトリートメントが販売されていますが、体の外側からのアプローチはほとんど体に吸収されることはありません。当院では発毛内服薬を使用し、体の中から健康で美しい髪を生成する治療を主にお勧めしております。
当院では男性だけでなく女性の薄毛発毛治療にも力を入れており、豊富な治療経験を生かし、女性の薄毛に最適なオーダーメイド処方をご用意しております。
女性の薄毛の特徴
女性の薄毛は治るのか?と不安に思われている方も多いと思いますが、抜け毛、薄毛はきちんと予防&対策をする事で改善します。薄毛が起こるメカニズムは、女性も男性と変わりありません。本来であれば太く成長して、数年の寿命を終えて抜けるはずの髪のサイクルが、何らかの理由で乱れ、成長しきっていないまま抜け落ちてしまうようになるのです。
さらに、髪の衰えは、女性にとっては一大事です。その分ストレスも大きく、そのストレスがさらに脱毛を悪化させてしまい薄毛となってしまうことも少なくありません。
さらに、女性の薄毛には男性と違った独自の原因があります。それぞれの原因に対応した女性専用の治療をクリニックで受診し、原因をつきとめれば比較的改善しやすいのが女性の脱毛症の特徴です。
当院では患者様の頭髪の薄毛、脱毛の状態を医師が診察し、きちんと要因を見極め最適な女性専用のオーダーメイド処方により治療を行います。
FAGA(びまん性脱毛)とは
びまん性脱毛症は男女ともに見られますが、特に女性に多く見られる薄毛の症状です。びまん性脱毛は頭皮の特定部位ではなく、頭皮全体に生じる傾向があります。また、年齢に関係なく起こり、薄毛の自覚に伴い増加する抜け毛が最初の徴候です。20歳以上の女性の約40%において、少なくとも生涯に一度はびまん性脱毛を発症するとされている症状なので、ご自身でも薄毛、抜け毛の症状を自覚されている場合は医師の診察を受けてみるのがいいかもしれません。
びまん性脱毛症には精神的および物理的(身体的)な多くの原因があります
- 極度の疲労、ストレス
- 心身の状態
- 発熱、感染症、リウマチ
- 甲状腺疾患などの代謝異常
- 貧血
- 妊娠および産後の授乳期
- 栄養不足、ダイエット、アルコール依存症
- 細胞増殖抑制剤、脂質異常症治療薬などの薬物服用
びまん性脱毛症は女性専用のオーダーメイド処方を中心に治療しますが、その他に女性専用のお薬として「パントガール」という治療薬があります。パントガールに含有されている必要不可欠な栄養素や有効成分を体内に供給することにより治療が可能です。
細胞代謝を通して、発毛(育毛)や堅固で弾力性のある、健康な髪のために必要な栄養成分処方(アミノ酸、タンパク質およびビタミンB群の特別な組み合わせ)を毛髪に供給。「パントガール」は女性の脱毛減少、健全な発毛促進、髪の質や抵抗力が改善されるように働く事が、さまざまな科学調査により実証されています。
女性の薄毛(FAGA)に対するオーダーメイド処方
当院では女性の薄毛(FAGA)に対するオーダーメイド内服薬【女性用総合発毛治療薬 PRO HAIR +】をご用意しております。
発毛効果のあるミノキシジルと3種類のミネラルを含んだ内服薬を患者様ひとりひとりの症状に合わせて処方することにより、薄毛の改善につなげていきます。
当院で処方する高濃度・高品質のミノキシジルは頭皮の毛細血管が拡張して血流が改善される作用があります。血流が毛根の毛母細胞にいきわたることで髪が作られるエネルギーに変わり発毛を促します。
発毛のサイクルが理想的な状態に構成され、頭頂部や分け目部分など様々な薄毛のタイプにも効果があり、当院患者様にも圧倒的な発毛効果を感じていただいております。
頭髪においてどこをゴールにするかは、患者様個々によって異なります。
よく、患者様から「いつまで内服を続ければいいですか?」という質問をいただきますが、それは患者様によって異なる為お答えできません。なぜなら、どの程度の発毛状態で満足されるかは人それぞれ異なるからです。
発毛させることはそんなに難しいことではありませんが、ゴールしたあとの毛髪を維持していくことが難しいのです。
当院では発毛後のアフターケア等しっかりフォローし、患者様に寄り添った治療を心がけております。

FAGA(女性の薄毛)内服薬
女性用総合発毛治療薬 PRO HAIR+(プロヘアープラス) タイプFA/タイプFB/タイプFC/タイプFD 計4種類 |
30カプセル・・・16,000円 |
パントガール | 90錠・・・7,200円 |
ルグゼバイブ | 90錠・・・9,200円 |
内服にあたるリスク・副作用
総合発毛治療薬 PRO HAIR+
・内服を始めてから1~2ヵ月間発毛の準備期間として初期脱毛が起こる可能性があります。
・むくみ、食欲減退、全身倦怠感(肝機能障害)、乳房障害、抗うつ症状など(副作用発症率は全体の2%程度)
パントガール/ルグゼバイブ
・大きな副作用を与えるような成分は含まれておりませんが、
アレルギーをお持ちの方や妊娠中の方は思わぬ症状がでる可能性があります。
パントガール概要
適用
- 女性のびまん性脱毛
- 毛髪構造の退行性変化
- ストレスにより細くなった髪、弾力のない髪、もろくなった髪、くすんだ色の髪
- 日光や紫外線によってダメージを受けた髪
- 爪の成長不良
- 妊娠および産後の授乳期
- もろい、割れる、弾力がない
有効成分
- ビタミンB1-60mg
- パントテン酸カルシウム-60mg
- 薬用酵母-100mg
- Lシスチン-20mg
- ケラチン-20mg
- パラアミノ安息香酸-20mg
次世代の女性育毛治療(ルグゼバイブ)
髪だけではなく、トータルサポート『馬プラセンタ+パントガール主成分』を配合
馬プラセンタ4つのチカラ
美肌
肌をツヤツヤにし、ハリや弾力ある肌に導く効果があると言われています。
疲労回復
血液をサラサラにしてくれる作用があり、体内の循環が良くなることで疲れづらさや冷え症・肩こりの改善なども期待できると言われています。
理想の体型
老廃物の排出を促し、新陳代謝を高めると言われています。
薄毛予防
女性ホルモンの分泌を促し、ホルモンバランスを整えることができると言われています。
厳選された髪の“ふわつや成分”配合
チアミン硝酸塩
(60mg)
健やかな頭皮環境へ、疲れ知らずの毎日
※パントガール同配合成分
パントステン酸カルシウム
(60mg)
頭皮に潤いと滑らかさと抜け毛を防ぐ
※パントガール同配合成分
サッカロミセス
(100mg)
毛根の根元からしっかり支える
L-システチン
(20mg)
頭皮やお肌のターンオーバーのお助け
※パントガール同配合成分
ケラチン
(20mg)
髪の毛の構成成分が力強いつやつやの髪へ
※パントガール同配合成分
コロストラム
(20mg)
成長因子が毛根を刺激
米国の有名頭髪研究メーカーが開発
米国の頭髪研究メーカーにて毛髪の内側と外側のケアを知り尽くしたプロが研究を重ねて開発されたため信頼性が非常に高いです。
1年に1頭しか出産されない貴重な馬プラセンタ
※メーカー情報に基づくものであり、効能・効果を保証するものではありません。
ルグゼバイブとパントガールの比較
商品名 | Luxevive(ルグゼバイブ) | Pantogar(パントガールインターナショナル版) |
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錠数 | 1箱90錠入り(ボトルタイプ) | 1箱90錠入り(シートタイプ) |
1日摂取目安 | 成人:1回1錠を目安として、1日3回摂取 12歳以下の子供には非推奨 |
成人:1日3回、1錠を目安 12歳以上:1日1~2回、1粒を目安(12歳以下の子供には非推奨) |
成分 | ①Calcium D-Pantothenate(D-パントテン酸カルシウム) 60mg | ①Calcium D-Pantothenate(D-パントテン酸カルシウム) 60mg |
②Saccharomyces Med.(Vigar-yeast)(サッカロマイセス 薬用酵母) 100mg | ②Saccharomyces Med.(Vigar-yeast)(サッカロマイセス 薬用酵母) 100mg | |
③L-Cystine(L-シスチン) 20mg | ③L-Cystine(L-シスチン) 20mg | |
④Keratin(ケラチン) 20mg | ④Keratin(ケラチン) 20mg | |
⑤Thiamine Mononitrate(チアミン硝酸塩) 60mg | ⑤Vitamin B1(ビタミンB1) 60mg | |
⑥Horse Placenta(馬プラセンタ)*濃縮馬プラセンタエキス 667mg, | ⑥Para-aminobenzoic Acid(パラアミノ安息香酸) 20mg | |
⑦Colostrum(Bovine)(コロストラム(牛)) 20mg | ⑦Colour E132 (indigotine) (E132色素 (インジゴチン)) | |
メーカー | DS Healthcare Group Inc. | Merz Consumer Care Austria GmbH |
製造国 | USA | Switzerland |
価格 | ¥9,200 | ¥7,200 |
※①~④までは、ルグゼバイブ・パントガールともに同成分・同配合となります。
PRP再生医療による薄毛治療
女性の脱毛症は、様々な原因により引き起こされていると考えられています。
男性の脱毛症は主にDHTによる影響が多いことが明らかになっていますが、女性の脱毛症ではDHTが関与する以外にも女性ホルモンの低下が影響すると言われています。
また、女性はプロペシアを服用できないこともあり、男性に比べると薄毛治療の選択肢が限られているのが現状です。
この再生医療ですが、元々私達が持っている「自然治癒力」を利用した治療法で、整形外科の分野では変形性関節症やスポーツ選手の関節治療等、最近では美容クリニックでしわ治療などにも使われています。
自分の自己血を利用し、治療を行う為、感染症のリスクや副作用も少なく安心して治療を受けられるということから注目を浴びている最新医療です!
PRP療法とは具体的にどういう治療?
PRPとはPlatelet Rich Plasmaの略称で、PRPとは多血小板血漿のことを指します。
切り傷や打撲の痛みやあざなど、体の傷ついた部分は時間が経つと自然に癒えていきますが、これにはこの血小板が大きく関わっています。
血小板には止血作用とは別に成長因子(傷んだ組織の修復を促進する物質)が含まれており、血小板から成長因子が供給されることで傷んだ組織を修復しようとする働きが促され、自己治癒機転が働きます。
このPRPを頭皮に直接注入することで自己治癒機転が働き、毛母細胞の生成と成長が活発になり、発毛を促すことに繋がります。
特に毛根に対し「抗アポトーシス効果」があるといわれており、PRPで活性化された「抗アポトーシス調整因子」には、毛母細胞の細胞死の数を減少させる作用があると同時に毛周期中の毛乳頭細胞の生存期間を延長する作用もある為、抜け毛が減り、発毛する髪の本数も増えると言われています。
円形脱毛症など何らかの免疫疾患による脱毛症の場合は効果がみられないことがありますが、男性型脱毛症(AGA)、女性のびまん性薄毛(FAGA)には効果が認められています。
PRP治療はすでに失われた毛包を再生する治療という訳ではなく、現在残っている毛包を刺激し、増大させ発毛を促していく治療です。
毛包がより多く残っている可能性が高い女性の方が男性よりもより効果を実感できるのではないかと考えています。

医師の診察を受診いただき、患者様からPRP治療に必要な量の採血を行います。
その血液を遠心分離機にかけて血漿と血球成分を分離し、注入に不必要な分は破棄し、注入用のPRPを作製します。
当院では注射器による注入ではなく、「ニードルコンセプト社製のFrenchShot U225」を使用し、注入していきます。
FrenchShot U225は、皮内注射を打つために設計されているので、最適層の中に均一に薬剤注入ができ、航空産業技術に基づき、開発・改良を重ねた高い品質の機器です。
注射時間と注射圧力調整の自動化により、注入深度と注入量を完全管理することが可能な為、通常の注射器よりもすばやく均等に注入することができます。
また、極細針を使用する為、疼痛が軽減されて無麻酔での施術が可能です。

治療の流れ

1.初診(無料カウンセリング+医師による診察)
スタッフにより10分程度カウンセリングを行なった後、医師により頭皮のチェック、診察を受診いただきPRP治療法に関する説明を行います。

2.PRP作製
必要量の血液を採取する為採血(10cc程度)を行い、特殊開発されたキットでPRPを作製します。遠心分離機にかけ、時間をかけてPRPを作製する為、待ち時間が20~30分かかります。

3.PRP育毛剤注入
頭皮の気になっている部分に注入していきます。施術中、多少の出血は伴いますが出血量には個人差があり、ほとんどの方はすぐに止血します。

4.施術終了後
スタッフにより今後の治療の流れを説明させていただき、終了となります。
【注意事項】
- 施術当日の洗髪はお控え下さい。
- 施術当日の激しい運動・サウナ・岩盤欲・入浴等はお控え下さい。
- 施術前後1週間のヘアカラー・パーマ・頭皮マッサージはお控え下さい。
- 施術前後の激しい日焼けはお控え下さい。
- ごく稀にアレルギーを引き起こす可能性があります。
- 治療効果には個人差があります。
- 体調の良くない場合や血液の状態によっては、1度の採血ではPRPが分離できず治療できない場合もあります。その際には、再度採血をする場合があります。
【治療におけるリスク・副作用に関して】
- 自身の細胞を注入する治療なのでアレルギー反応が起こる可能性は低いですが、まれに腫脹、発赤が1週間以上続く可能性があります。
- 毛根が消失している方には効果がない為、お勧めできません。
- 毛根周囲の細胞の増殖には個人差がある為、効果が現れにくい可能性もございます。
- 施術中、注入箇所から出血する場合があります。
- 出血量に関しては個人差がありますが、数分で通常出血は治まりますのでご安心下さい。
- 注入後、注入箇所に数分~数時間赤みの続く可能性があります。万が一、皮下出血斑が出た場合にも1週間程度で良くなるのが普通ですが赤みや腫れを早く抑えるには冷やしていただくことをお勧めします。
PRP治療を受けていただけない方
- クエン酸ナトリウム水和物にアレルギーのある方
- 貧血
- 出血傾向があり血がとまりにくい方
- 腎機能障害
- 骨髄機能低下
- 自己免疫疾患・膠原病 (リュウマチ、 SLE、バセドー病、皮膚筋炎など)
- 肝機能障害(慢性肝炎、肝硬変)
- 甲状腺機能異常
- 悪性腫瘍
- 血小板異常による疾患
- HIV 感染症
- 脾機能亢進症
- ウイルス性疾患
- 門脈圧亢進症
- アレルギー疾患等頭皮に異常がある方
- 自己免疫性溶血性貧血
- 妊婦
- 肝硬変
- 発熱時
治療回数
1回 | ¥130,000 |
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3回 | ¥350,000 |
5回 | ¥550,000 |
Q&A
PRP療法に痛みはありますか?
個人差がありますが、注入する部分により痛みの程度は異なります。 注入中は何度も同じ部分を重ねて注入すると、数を重ねるごとに痛みが増すと感じられる患者様もいらっしゃいます。 注射直後から治療後数日間は細胞の活発な代謝が生じる為、軽い痛みや腫れ、赤みを生じることがありますが、徐々に軽減していきます。
副作用はありますか?安全性は?
PRP療法は自分自身の血液のみを使用する為、アレルギーや感染症のリスクが極めて低く、安全性の高い治療です。 今のところ、重篤な副作用の報告もありません。
どれくらいで効果が現れますか?施術の頻度は?
PRP療法は自然治癒力を利用している為、効果の表れ方や持続時間については個人差があります。 施術頻度は約2~3ヵ月に1度で、治療回数は3~5回程度をご提案しています。 ある程度改善が認められてからは状態を維持していく為にも、半年に1度の施術をお勧めしております。
内服薬や外用薬との併用は可能ですか?
可能です。より効果を高める為には内服薬の服用やローションなども使用することをお勧めしています。
治療で最も重要なこと
DHTは時間の経過と共に毛根を痛め、最後には髪が死んでしまいます。そのため、遺伝性脱毛症の最初の兆候が始まったらできるだけ早く治療を開始することが重要です。
女性は男性のようにわかりやすくAGAが進行するわけではなく徐々に進行するため発症していることに気づきにくいのが現状です。
少しでも気になることがあれば、頭髪専門医の診察を受診することをお勧め致します。
当院では無料カウンセリングも行っておりますので、お気軽にご相談下さい。